専門学校 健祥会学園
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139名新しい門出のとき 第22回徳島健祥会福祉専門学校入学式

2017年4月8日、徳島健祥会福祉専門学校に、介護福祉学科22期生52名、保育福祉学科9期生3名、保育学科2期生15名、理学療法学科18期生42名、作業療法学科18期生27名、合計139名の新入生を迎え、第22回入学式が挙行されました。健祥会楽団の演奏で国歌を斉唱したあと、学科ごとに入学生が呼名され、学校長武田英二より入学許可が与えられました。


健祥会グループ理事長 中村太一 告辞(要旨)

世界のどの国も経験したことのない超高齢化と人口減少、つまりは高齢者の増加と支え手の減少により、社会保障はますます厳しさを増していますが、一方でその重要性もさらに高まっています。高齢者の元気を支える介護職、医療リハビリ職、女性の社会進出を支える保育士、どの職種も日本の明日を支える専門職として社会の大きな期待を担っているのです。
皆さんがこれから歩む時代は変化と不確実性の時代、常に変化するボーダレスな世界で多様な人財が競い合う時代です。この時代をたくましく生き抜くための武器となるのは専門性であり、介護・医療・保育ともに、サービスを提供する人財の資質と専門性の向上が非常に重要な課題として位置付けられています。そして高い専門性を身に付けるための教育内容の充実こそが本学園の何よりの強みです。
母体である健祥会グループ内の多くの高齢者福祉、障がい者福祉施設、クリニック、保育園並びに認定こども園は、実績と先進性を併せ持った生きた学びの現場として皆さんを迎えます。教師と学生の固い絆も本学園の誇るべき伝統であり、恵まれた教育環境と最新の設備の下、教育への情熱にあふれる多彩な教師陣が、専門性・科学性に立脚した先進の知見と技術を提供します。同時に、人に向き合い、いのちを預かる「職」としてのコミュニケーション能力や「礼儀と感謝」「優しさ力」を豊かに育みます。
介護・医療・保育の仕事は、人の人生を支えるすばらしい仕事であり、喜びややりがいにあふれています。そして、人口減少・少子超高齢日本の行方は皆さんの肩にかかっています。たとえ困難に出会おうとも、知恵と勇気を携えて、志に向かって、夢に向かって、全力を尽くして歩みつづけてください。志のあるところに、必ず道は開けます。どうか、自分のために、支えてくれるご家族のために、そして社会のために、頑張って下さい。実り多き2年間、3年間となりますよう、祈念します。


武田英二 徳島健祥会福祉専門学校長 式辞 (要旨)

「礼儀と感謝を身に付け、介護・保育・医療の知識・技術を知恵に変えることのできる実践力を養い、心と心をつなぐ多様性に満ちた人材を育成すること」これが本学園の教育方針です。それに基づいて、皆さんが夢を実現し、すばらしい未来を築いていけるよう、教職員みんなが協力し、お手伝いします。「礼儀と感謝」「知恵」「心」で未来を創っていきましょう。
皆さん方一人ひとりは一本の木です。これからしっかり枝葉を伸ばし、いずれ花を咲かさねばなりません。大人へと一歩を踏み出すために、幾多の困難を越えていかねばならず、そのためには自立性が求められます。また青春とは友を求め、友を大切に、友と過ごすときでもあります。10年後、30年後、50年後を絶えず意識し、しっかりと未来への夢や志を掲げてください。思い続けてこそ、道は開け、夢は実現するのです。
1日1日が将来の礎となります。今日の気持ちを忘れず、心を磨き、人格を陶冶し、1日1日をしっかりと生きて、楽しく有意義な学生生活を送りましょう。


続いて、入学生代表が、「私たちは、自らの選んだ道の、その役割の重さを胸に、競い合いの時代を逞しく生き抜く専門職となるために、学校訓の真意を体し、専門性と人間性を陶冶しながら、『進化する自分』をつくります。視線を広く世界に向けながら、常に高みをめざして『切磋琢磨』いたします」と力強く宣誓しました。

 

ご臨席賜りました来賓の皆様と、保護者の皆様に御礼申し上げます。
「福祉は人」であり、質の高いサービスのためには「まず人材」です。介護・医療・保育ともに、サービスを提供する専門職の量の確保はもちろん、人材の資質及び専門性の向上が重要な課題として位置付けられており、養成校の役割はますます大きくなります。徳島健祥会福祉専門学校は、社会の支え手を育てるという気概を持って、さらに質の高い教育に取り組んでまいります。

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