第29回教育研究大会・教員研修会
平成28年8月18日(木)~20日(土)に実施され、本年度は香川県での開催でした。全国リハビリテーション学校協会が主催しています。全国各地から理学療法・作業療法の教育に携わる方々が来場されており、情報交換など交流を図れる機会となりました。
特別講演、教育講演や口述発表などさまざまな現在の学習方法や取り組みを聞きかせていただきました。
昨年度から新たな試みとして「ラウンドテーブルディスカッション」も行っており、参加させていただきました。学生の教育方法について他の学校が取り組まれている方法を複数校の教員でディスカッションし、同じ悩みや指導方法を共有できる実りある場であったと感じました。今後の学生指導に活かせていきたいです。
本学園は、徳島健祥会福祉専門学校 主査 河野博史先生がシンポジウム「初年次教育の問題点と解決法」の中で「本学園における初年次教育の移行問題と取組み~多様性を見据えた人材育成について~」をシンポジストとして発表されました。また、ほかの教員もポスター発表ならびにスタッフとして参加させて頂きました。ポスター発表は理学療法学科教員 池住祐哉先生が「入学前教育プログラムは学生をどのように映し出すのか」というテーマについてその効果や今後の課題発見のため研究し発表しました。本学園では平成25年度より入学前から継続した学習習慣を身に付けることを目的に入学前教育プログラムを導入
しております。この発表に対して、質問にも多数来ていただき、これからの改善に向けた積極的な意見交換ができ有意義な時間となりました。今後も入学前に着目して関わりの強化や新たな教育方法にチャレンジしていきたいと思います。