専門学校 健祥会学園
お知らせ

84名の門出の春を祝って
専門学校健祥会学園第30回入学式

2025年4月5日、専門学校健祥会学園に、理学療法学科26期生17名、作業療法学科26期生27名、介護福祉学科30期生17名、保育学科10期生23名、合計84名を迎え、第30回入学式が挙行されました。

国歌斉唱の後、校長武田英二より全員の入学が許可され、健祥会グループ理事長中村太一、校長より、それぞれ以下の告辞、式辞がありました。

健祥会グループ理事長 中村太一告辞(要旨)


84名の皆さん、ご入学おめでとうございます。そして、今日に至るまでの年月、皆さんを大切に育み、見守り支えてこられた保護者の皆様方に、心からのお慶びを申し上げます。
本学園は1996年の開学以来、専門的かつ実践的な能力はもちろんのこと、社会の変化に対応できる柔軟性と高い創造性・人間性を備えた高度専門職の育成というビジョンのもとに、多くの有意の専門職を世に送り出してきました。
来年は創立30周年を迎えますが、この間に社会は大きく変化し、超少子高齢化と人口減少に耐え得る持続可能な社会の姿を描くために、様々な分野で技術革新やシステムの変革が促されてきました。医療福祉・教育保育の分野も然りであり、本学園もデジタル教育に力を注いでいます。とはいえ、皆さんにとって大切なのはデジタルを使いこなすことそのものではなく、デジタルがもたらすエビデンスや利便性を駆使して、どう学ぶか、専門職としての自分をどう作っていくか、ということです。変化する時代の中で、専門職をめざしたはじめの志を「変わらぬもの」として、しっかりと自身の中で守り続けてください。
デジタルテクノロジーが進化すればするほど、問われるのは、人としてのあたたかな「心」と「コミュニケーションの力」です。社会に希望と安心を届ける専門職にとって、「心」の為す領域こそが真価であり、誇りであるということを胸に刻んで、本学園での学びをスタートさせてください。
日本では甚大な災害が次々に起こり、格差や貧困が顕在化し、社会保障や経済や安全保障にも難題が山積しています。そんな困難な時代をたくましく生き抜いてゆくために、専門性は何よりの武器となります。常に世界への眼差しを忘れず、社会に関わり続けながら、貪欲に学び、専門職としての揺るぎない自分をつくりあげていってください。
確かな専門性を獲得する実り多き2年間、3年間となりますよう、祈念します。
「エッセンシャルワーカーをめざしてくださってありがとう!社会の幸せは皆さんの肩にかかっています」。
ご来賓の皆様には、年度はじめのお忙しい中にもかかわりませずご臨席賜り、入学生の門出を祝福いただきましたことに、心より御礼申し上げます。ありがとうございました。

専門学校 健祥会学園校長 武田英二 式辞 (要旨)


皆さんは国家資格をもつ専門職になるという志を持って本学園に入学されました。皆さんの夢の実現を支援することを楽しみにしています。
皆さんがめざすのは弱い立場の人を支援するエッセンシャルワーカーであり、ロボットで代替することのできないたいへん重要な仕事です。皆さんは社会に必要とされる専門職としての人生航路を今、歩み始めたのです。学生と教員の間が大変近いことが本学園のいちばんの特長ですから、悩んだとき困ったとき、どんなことでも気軽に相談してください。
皆さんに3つのことをお願いします。1つめ、ICTやロボットの技術は日進月歩です。専門職としての知識・技術を広く深く習得するために1日1日、学習を充実させてください。2つめ、すばらしい人格を養ってください。弱い立場の人から信頼される人になるには、優しい言葉や態度、表情が大切です。それらを日々の生活の中で培ってください。3つめ、人間について詳しく学び、その素晴らしさを知り深く理解することで支援の仕方を理解してください。
2年先3年先の卒業の日が希望に満ちた始まりの日となるよう、1日1日努力してください。10年後20年後に振り返ったとき、大変だったけど頑張って良かったと思えるよう、充実した学園生活を送ってください。


理事長と校長からの言葉を受け、入学生代表が、「困難な時代ですが、変化を受け入れる柔軟性と確かな専門性を身につけ、常に高みをめざして精進します。『初めに意志ありき 観察眼を養え 問題提起力を持て そして労を惜しむな』という学園訓を胸に刻み、専門学校健祥会学園の学生として勉学に励むとともに、さまざまな活動に積極的に取り組みむことを誓います」と宣誓し、84名は自ら選んだ専門職への道を歩み始めました。

お忙しい中ご臨席賜り、入学生の門出の日を祝ってくださったご来賓の皆様、ありがとうございました。

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